おんまはみんなパッパカ走る

思い起こしばなし

小さくなったもの。

最近は、何でも小さくなって便利だよね。

昭和時代から生きてる者からすると

「ザ・未来に生きてる俺」

・・・って感じ。(意味不明)

 

 

昭和時代に比べて、小さくなったもの

 

食器用洗剤

 

昭和の代表格はママレモンとかチャーミーグリーン。

当時は当たり前だと思っていたが、今思うとデカい。

 

小学校低学年の頃、食器を洗うのに

洗剤を、スポンジに付けようすると

片手で無理とまではいかないが、なかなか大変だった。

いつの間にか、濃縮タイプが発売されて

約半分の量で、同じ量が洗えるとか。

 

でもついつい、多めに使ってしまう。

ハンドソープみたいに、ワンプッシュで一回分が出る

ポンプタイプにしてくれたら良いのに。

 

 


洗濯用洗剤

 

昔は粉石鹸タイプが主流で、今もある粉タイプよりも

多くの量が必要だった為、巨大な箱に入っていた。

 

太目のブリーツケースやアタッシュケースくらいの

大きさの箱に、石鹸粉がパンパンに詰まっていたので

まあ、やたら重いのなんのって・・・。

 

イカーも、今より少ない時代に

昭和のお母さん達は、これを月イチくらいで

買って来なきゃなんだから、大変だったよね。

 

子供の頃、近所のオバさんから福引券を貰って

引きに行ったら5等が当り、その賞品が洗剤だった。

嬉しかったんだけど、場所が遠くの商店街だったので

持って帰るのに、途中で重くて捨てて帰ろうかと思った。

 


電話機

 

今は殆どが携帯電話。

「携帯」って付いているけど、もう皆が持っていて

それが普通なのだから、「携帯」なんて付けないでも

よい気がする。

 

つか、「ケータイ」なんて呼んでいるのは年配者で

若い子は「スマホ」だね。

いまだに録画番組や動画を

「ビデオ」・・・と言っているオッサン(俺です。)と

同じパターン。

 

家の電話機も、あまり使わないし

FAXも使わくていらなくなったから、より小さく薄く。

 

昔の家電は「黒電話」だった。

 

電話の位置は固定で、電話線の長さでしか移動できない。

だからトイレや、自分の部屋へは持って行けない。

 

番号も出ないから誰からかかって来たかも判らないし

着歴も残らないし、保留も出来ない。

 

子供の頃の印象に残っているのは、とにかく重いこと。

多分、電話機で殴ったら、十分に人を殺せてしまう

くらいに重かった。

電話機殺人事件・・・今は無理だな。

 


テレビ

 

画面自体は大きくなったけど、画面以外は何もかも

小さくなった。

 

昔は正面から見ても、画面よりその他の部分の方が

面積を取っていた。

容積的にも、部屋に20型の家具調カラーテレビを置くと

8畳の部屋が7畳くらいになった。

 

その代わり、テレビの上には色々モノが置けたけどね。

バアちゃんの家とか行くと、テレビの上にレース編みが

かけてあって、その上に花瓶や人形が置いてあったものだ。

 

 

スピーカー

 

昔はスピーカーは、大きければ大きいほど良かった。

(・・・ような気がする。)

大きいスピーカーならではの、メリットもあるが

最近は小さいスピーカーの進化が凄まじくて

小型スピーカーが、一般的になってきた。

 

昭和時代は、居間の壁一面に

デカいスピーカーのある大型ステレオを置くのが

ステイタスで、大型家電店のメインの売場には

大型ステレオが、いっぱい展示されていた。

 

狭い2DKの家なのに、何故だかウチでも買って

しまったが、買う事自体で満足してしまい

意外に、使用度は少なかった。

 


ワンコ

 

昭和時代は、スピッツに始まり、シェルティ

シベリアンハスキーなどの庭で飼う中型犬が

人気になったものだが

バブル期に、大型犬のレトリバー系が

人気になったものの、結局は近年は

屋内で飼う、小型犬のトイプー、ミニチュアダックス

チワワに落ち着いた。

 

 

なんだかんだ

 

免許証も小さくなったし、保険証もカードに。

お札も、昔より小さくなった。

そもそも、キャッシュレス化で

お札も硬貨も使い道が小さくなる一方でしょ?

デカい財布が、ダサい時代になりつつあるよね。

 

今後は人口も減少するみたいだし

国会議員もガンガン減らせば、いいんじゃない?

 

・・・あっ、ついでに税金減らしてね。