おんまはみんなパッパカ走る

思い起こしばなし

買うのハズいねん!

 

俺が小学生くらいの頃の話だが

よく母に、薬局に生理用品

・・・いわゆる「ナプキン」を買いに行かされた。

 

当時の俺は「ナプキン」というものが何なのかを

さっぱり理解していなかったし、母が

「アンネ買って来て。」

・・・と、俺に言っていたので、俺も薬局の人に

「アンネください。」

・・・と、そのまま言ってて

それが今思うと、メチャメチャ恥ずかしい。

 


「アンネ」と言う言葉を、俺が何故、恥ずかしいと思うかを

多分、今の若い人は理解してないだろうから

あえて説明すると

 

日本で最初に発売された

使い捨ての「女性の生理用紙ナプキン」が

「アンネ」という会社の「アンネナプキン」だった。

 

女性達は、それまでは「脱脂綿」とか「ちり紙」とか

布製の「お手製モノ」を使っていたので

トイレにも流せる、画期的な「紙ナプキン」は

当時の水洗トイレの普及とも重なって、急激に拡がった。

 

戦後生まれ女性は「月経」の事を「アンネ」と言うくらい

「アンネナプキン」は大ヒット商品となったのだ。

 

つまり小学生の頃の俺は、薬局で

「月経をください!」

・・・と言っているようなものだったのだ。

しかも、結構な大声で。。。(恥)

 


俺は男なので、現代の女性が自らの「生理用品」を

購入する時に、恥ずかしく感じるかどうかは解からないのだが

男でも、薬局やドラッグストアで買う時に

結構恥、ずかしい商品がある。

 

それは「痔」の薬だ。

 

ボラギノール」とか「ブリザ」とか

有名過ぎる「痔」の薬は、もう宣伝をしないで欲しい。

更に言えば、商品名を変更して欲しい。

 

「痔」の薬なんて、皆が商品名を知らない位で丁度良い。

できれば、パッケージも無地にして欲しいくらいだ。

 

レジが爺さんとか薬剤師さんなら、まだ良いが

バイトの若いお姉さんだったりしたら、もう買うのをヤメる。

 

あの小林製薬なんて、さして有名商品ではないが

「オシリア」とかって商品名を付けやがっている。

 

有名商品でもは無いのに、何の薬かが

商品名で、火を見るより明らかだ。

 

小林製薬で言うと、「タムシチンキ」なんて薬もある。

 

これは、水虫やインキンタムシの薬である。

(水虫もインキンも、原因が同じ白せん菌なので両方に効く)

 

水虫は、少ししか恥ずかしくないが

インキンタムシは、結構、恥ずかし度が高い!

 

より恥ずかしい用途を、わざわざ商品名にするなんて

小林製薬は、マジで度が過ぎる。

 

と言うか、購入する時に人の目が気になるような商品は

もっと、何の薬が解からないような商品名にしてほしい。

 

もし、頭が良くなる薬を開発したとして

「バカナオール」

・・・という商品名を付けたら、誰が買うと言うのだろうか?

 

いや、バカだから平気で買うかもしれんけど・・・。(失言)

 

周りが若くなりにけり

 

似たような話を、以前にも書いた気がするが

俺も、年齢が年齢で忘れやすいので、ご勘弁頂きたい。

 

自分自身では、見た目はともかく頭の中では

いつまでも30代くらいのつもりでいるのだが

最近やはり、年齢を感じてしまう。

 

健康に不安があったり、体力が落ちたり

老眼がキツくなったり、酒量が減っていたりと

そういうのも、勿論沢山あるのだが

色々な場所や機会で、他人と会う度に

ああ、自分はもう、この人よりも年上なのだなぁ

・・・と、あらためて思ってしまう。

(当たり前なのだが。)

 

最近は、何処かに出かけると

そこで会う人が年下である事が多くなった。

 


病院に行く。

 

以前は、医者と言えば年上ばかりだったのに

いつの間にか年下の先生ばかりになった。

 

以前でも、たまに大きな病院に行った時には

若い医師も多くて、良く見かけはしたものの

普段使いする個人病院だと

大概は年上の医師なのが、普通だった。

 

病院で、アチラが痛い、コチラが調子悪いとか言うと

「それはもう、加齢やから」

・・・と、言われる事が多くなってきたが

経験豊富な、年上の医者に言われると、まだ

(まあ、まあ、そうなんだろうなぁ)

・・・と、素直に思えるのだけど

若い医者に言われると、何だかムカ付いてくる。

 

経験の無い若いヤツに何が解かるんや!

・・・とか思ってしまう。

 

まあ、きっとそんな事をう思うのも

俺が、年を取った証拠なのだろうが。。。。

 

あっ、でも患者さんは、まだまだ年上の人が

多いけどね。(苦笑)

 


市役所に行く。

 

大学生みたいな若い子が出て来た。

 

手続きについて質問をしたのだが

新人さんなのか、あまり把握していないらしく

何だか時間がかかって、モタモタとしている。

 

俺は少しイライラしてきた。

(顔にも出ていた、たぶん。)

 

いいタイミングで、奥からエライさんらしき人が

出て来て、ちゃんと俺に対処してくれた。

 

でもエライさんなのに、俺よりも、かなり年若だった。

 

ちなみに役所も、来所してくる客(市民?)は

年上の方が多い。

 


洋服を買いに、イオンタウンの専門店街に行く。

 

どこの店でも、俺より年上の店員さんは

見かけなかった。

 

俺は自分の年齢よりも、比較的若い恰好を好む。

 

だが店の人が、若い店員さんばかりだと

「俺は本当にこんな(若い)服を買って大丈夫なのか?」

・・・と不安に思ってしまう。

 

結局、その日はイオンタウンでは買わなかった。

 

近いうちに、ユニクロにでも行こう。

 

ユニクロでも、多分ほぼほぼ、若い店員ばかりだろう。

だがしかし、お客さんは結構、年配者も多くいる。

 

何だかそれを見て、俺はなんとなく安心して

スルッと、服が買えるのだ。

 


不動産屋を訪れる。

 

若い営業マンが、色々な新築住宅を提案してくれた。

 

しかし、不動産というものは高額商品だ。

こんな20代の若い営業マンから購入するのは

何だか不安に思ってしまう。

 

あまり、俺が乗り気じゃなく見られたのか

事務所の奥から、社長らしき人がヘルプに入ってきた。

 

社長は、かっぷくが良く、リッチそうな雰囲気だが

明らかに、俺よりも若い。

 

まあ、保証も含め長い付き合いになるのだから

担当があまり高齢すぎて、俺より早く亡くなっても困る。

 

この兄ちゃん(社長だが)が担当で、手を打つか。。。

 

 

晩飯に、頑固オヤジが作る美味しいラーメン屋に行く。

 

「らっしゃーい!!」

なかなかに頑固そうな、野太い声がしてきた。

 

あれ??

う~ん。。。「頑固オヤジ」なのに俺より年下だ。

「頑固兄ちゃん」かよ??

俺が前に座ると、どっちが「頑固おやじ」か判らんぞ!

 

まあ、俺より年下のせいか、「頑固」なのに

意外に、接客は丁寧だった。

 


カー用品店に、車のタイヤを見に行く。

 

若い店員が声をかけて来た。

「おとうさん、このタイヤ、今、超オススメのヤツっすよ。」

 

・・・おいおい、「お客さま」とか言えや!

 

俺はお前の「お父さん」ではない!

しかも、ずっと独身だ!

 

コイツは、もし良家の家の出身だったら、

俺の事を

「パパ」とか「お父様」と、呼ぶのだろうか?

 


・・・イカンなぁ。。。

 

何だか、「年齢感」の話ではなく、ただのグチになってきた。


じゃあ、まあ、本日はこの位にしておきます。

ではまた。。。

 

 

単車って

 

イカー通勤で往復3時間弱、車に乗っている。

 

若い頃から比較的運転は好きだったのだが

ここまで運転の日々が続くと

早く100パーの自動運転になれ!!!

・・・とか思う。

 

とは言え、100パーの自動運転の車。

たぶん電気自動車だろうし、最初はかなり高額そうだし

免許返納の年齢までに、俺に買えるかどうかもアヤしい。

 

それはともかく、本題に。

 

毎回運転していて思うのだが、相変わらず

単車はウザい。

 

俺らの世代は16才になったら、ソッコーで単車の免許

取って、バイクに乗るぞ~~~~!!

・・・って世代だ。

 

俺も16才と同時に学校サボって、原付免許を取りに行った。

(当時は筆記試験のみ)

 

すぐに貯金ハタいて、中古のパッソル買って

友達と毎日のように乗り回してたし

成人後も、原付だが通勤に使うのに、数台は乗り継いだ。

 

だから、それなりに単車側の心持ちも

充分に知っているつもりなのだが、やっぱり車側からすると

「単車はウザい。」

 

朝の通勤時間帯、毎度毎度渋滞する国道を走っているが

単車がマジで「命知らず」過ぎてスゲェ嫌だ。

 

大型の単車は、さすがに運転マナーが良い人が多く

自動車と同様に、車線を守って走行する人の方が多いが

昔ながらの50ccの原チャリと、

最近多い原付2種(50cc~125cc)の単車は

(俺達の頃は無かった。)

車線を無視してるかの様に走る輩が、メチャ多い。

 

通勤に利用しているのだろうが、この人達

(勿論、全員では無いが)

渋滞で徐行している車や、ゆっくり走っている車の間を

我が物顔で、ビュンビュンと縫う様に走って行く。

 

中には、狭い大型車同士の間を、かなりのスピードで

ギリギリですり抜け

「アイツ、いつか死ぬタイプだな・・。」

・・・と思わせるようなヤツも、多々見かける。。。

 

こちら(自動車)が車線変更をしようと思っても

後方から単車が突然現れ、車の間を右に左に抜けて

猛スピードで迫って来る時があって、危なくてしょうがない。

 

さらに、ほぼ車線無視して走ってきているくせに

自らは棚に上げて、当方が車線変更したりして

少しでも走行を妨げると

「ピィイィイイ~!!!」

・・・と、甲高いクラクションを鳴らし続けて

抜き際に、こちらに一睨みしてくる輩も少なくない。

 

まさに「通勤暴走族」だ。

 

「車線無視&通勤暴走」とは、また別だが

ついでに「俺が嫌いな単車乗りベスト3」も上げておこう。

 

その1

 

昔からいるが、「ヤンキー乗り」をするヤツ

・・・つまり、メチャ大股を開いて乗るヤツ。

 

酷いのになると、上から見ると脚が真一文字なのでは?

・・・と思うくらいに大きく開くヤツすらいる。

かえって内腿がシンドイと思うのだ・・・。

 

横を走っていると、接触しそうで邪魔でしょうがない。

 

以前、前を走行する邪魔な「ヤンキ―乗り」を追い越したら

気に障ったのか、ムキになって追っかけて来て

抜き返され、振り返り、ガンを飛ばされ

車の前で、ローリングまでカマされた。

 

なんだよ?

俺に抜かれない為に、大股を開いてたのか?

 

よくよく考えてみると、ヤンキーは単車以外でも

大股を開いている。

 

電車のシートとか、映画館の座席とか。

 

なんなん?

ヤンキー・・・つーのは、大股を開かなければ

死んでしまう生き物なのか?

(まー、本人の前では、よー言わんが。)

 

そして、たぶんヤンキ―でも無いのに

恰好イイと思っているのか、イキってるのか

それとも股関節がバカになっているのか

わざわざ大股を開いてるヤツも、けっこう見かける。

 

以前、「大股開き単車」と、並走していた時の事だが

前方に、3人組のイカツい最近見かけんくらいの

絵に描いたようなヤンキートリオが、大股開きで走って来た。

 

それを見かけた途端に、俺と並走してた「大股ヤロー」は

ピタッと足を閉じて走りだした。

 

クソッ!エセヤンキーめ!

 


その2

 

ヤジロベーみたいに両足を若干拡げて

ブラーンとさせながら走っているヤツ。

 

疲れて足を伸ばしているのかな?

・・・と思いきや、走行中ずっと

両足をブラーンブラーンとさせている。

 

言うまでも無く、単車にはフットレストがあるし

スクーターならシート前の平な所に足を置くものだ。

 

2本の腕と2本の足、それと腰(お尻)を単車に設置し

太腿でシートを挟んで身体を支えるから

単車という不安定な乗り物は安定しているのだ。

 

足をブラブラさせて、下半身をオマタだけで

支えている不安定なヤツを見ると、怖くてイライラする。

 

あなた、事故った時に、ただでは済まないよ。

 


その3

 

バックミラーが変な方向を向いている単車。

 

女性で50ccの原チャリの場合に多いのだが

バックミラーで後方を全く見ていない。

 

単車が車線の左端を、やや遅めに走行してた場合

車側としては落ち着かないので、抜いてしまいたいのだが

ミラーが、アチャラを向いてしまっていると

単車の運転者が、こちらに気付いているかが把握しづらい。

 

と言うか、多分単車の運転者がこちらに気付きにくい。

 

もっと言うと、後方から来る車や単車など

全く気にしてない運転者ほど、単車のバックミラーが

アチャラを向いているような気がする。

 

通常、単車が道路の左端を走行している場合

右のバックミラーには、右後方が映るのが正しい。

 

つまり、右後方を俺の車が走行している場合は

俺が車から、単車の右バックミラーを見たら

ミラーには、単車の運転者のヘルメット辺りが映るはず。

 

だが、そのミラーには運転者もヘルメットも映っていない。

ただただ、空の雲や景色が映っていたりする。

 

その場合、その単車の運転者は、

ミラーで自分の顔を見ていた可能性が高いと考え付く。

 

単車に乗る人は、ヘアスタイルも化粧も乱れがちだろうが

単車に乗る以上は、多少の乱れはくらいは諦めて欲しいものだ。

 

百歩譲って、身だしなみはとても大事だとは存じ上げるが

せめてミラーで顔を見たとしても、すぐに後方確認の為に

ミラーは元に戻して欲しい・・・と、お願いしたい。

 

もちろん、まともな単車乗りの方々は

その1、その2、その3 の全部

「そんな事なんて、していません!」

・・・と、おっしゃるとは存じますが。。。。

 

 

 

誰でも勝利者になれる

昨日の続き・・・って程では無いのだけど

勝負とか、勝ち負けの話。

 

最近は下火だが、数年~十数年前くらいに

運動会の徒競走の順位付けを廃止するとか

クラスや紅白の勝ち負けを決めないとか言って

幼稚園や小学生の子供達に、順位や優劣を

付けないような教育論が流行っていた。

 

この影響なのかは知らんが、

果ては、NHK紅白歌合戦まで、勝ち負けを

決めるのは廃止しようとか、言っていた。

(実際は、まだ廃止してないが)

 

だが、そもそも現実の人生では

優劣を決める事ばかりだし、子供の遊びだって

勝ち負けを決めるものばかりである。

 

「じゃんけん」、「にらめっこ」に始まり

「かるた」に「トランプ」

ボードゲーム」に「テレビゲーム」

子供の遊びの世界を一つ取ったところで

勝ち負けや、勝負が無い世界なんてありえない。

 

俺は子供の頃、体育が苦手だった。

走るのが遅いし、球技も苦手だった。

 

しかし遊びである、俗に言う

「ケイドロ」は、得意だった。

 

ただただ、まともに追いかけられるだけなら

足の速い子には、到底かなわない。

 

しかし俺は小柄で、人の影に隠れるのが

とても上手かった。

 

あと持久力もあったので、

最初の数十秒さえ逃げきれば、その後は

ダラダラと走って、相手をバテさせて

諦めさせるような、走りも得意だった。

 

俺は仲間達と遊ぶ時に、代表者がジャンケンをして

仲間を一人づつ選んで取っていくような

チーム分けの場合は、「野球遊び」だと

最後まで選ばれずに「残り物」になってしまうが

「ケイドロ」だと、けっこう上位で選ばれるような

子供だったのだ。

 

何が言いたいかというと、

誰でも得意なジャンルと苦手なジャンルがある。

誰でも勝利者になれる。

 

それが別に勉強や野球だと、偉い訳でも無いし

別に、機械いじりでも、動物好きでも、

極端な話、「早メシ食い」でも、「ルックスが良い」でも

「アイドル好き」でも

「ジャンケン」でも「にらめっこ」でも良い。

 

どれも変わりなく、才能の優劣だと思えば良いのだ。

 

足が速い子、暗算が得意な子、豪速球が投げれる子

 

勿論、凄い才能だけど、

でも、それが一番良いと、より偉いと

誰が決めた?

 

何が得意でも、何が苦手でも

何が勝てて、何が負けてても、それで良い。

 

いっぱい、何かで勝負すれば、何かで勝てるかもしれない。

 

スポーツや勉強で負けたからと、意気地を無くして

何も勝負しなければ、何にでも勝てない。

 

いまどきは仕事なんかも、メチャ細分化されて来ている。

 

例えば俺の若い頃だと、俺はテレビゲームが好きだから

ゲームを作るプログラマー

・・・なんかになれるといいな~

なんて思う程度の選択肢しか無かったが

 

今現在であれば、

ゲームの企画、シナリオライターとか、キャラや

世界観のデザイナーとかのクリエイター系は勿論

プロゲーマー、ゲーム雑誌記者、評論家、講師

声優、デバッガー(バグ探し)等々・・・。

果ては、ゲーム実況でメシが食える人が居るくらいだ。

 

別に、プログラムの才能が無くたって

ゲーム関連の仕事の世界で、充分やっていける

場合も多いし、勝利者にもなれる可能性がある。

 

こんな事を書くと、

「自分には得意なモノがない。」

「私は勝てる事なんてない。」

・・・などと言う人が、絶対にいると思うが

はたして、そうだろうか?

 

口ゲンカなら勝つ自信がある。

個性的で人には理解されないけどオシャレが好き。

自分の妻が好きな事なら誰にも負けない。

アニメなら、そんじょそこらの人より沢山見ている。

スマホの文字入力は、だいたいの人より早く打てる。

 

何でもいいから、勝てるものを持ては良い。

あなたはその分野の「勝利者」で「逸材」なのだ。

 

 

昭和子供の勝負事

 

この間、週間少年マンガ雑誌を見ていたら

子供の頃に、よくやっていた懐かしい

勝負の話が載っていた。

 

それは松葉相撲だ。

 

松の葉は二本の細い針のような葉が一対となって

二股で、根元がつながっている。

 

対戦者のそれぞれが、一対の松葉の股を相手の

松葉の股に通して、葉の先端を引っぱり合い

相手の葉の股を外したら、勝利・・・という遊びだ。

 

懐かし過ぎて、何だか涙が出た。(ウソ)

 

最近は、松の葉を見ても思い出しもしなかったが

子供の頃は、しょっちゅうやっていた。

 

いつ頃から忘れてしまったのだろう?

 


他にも良くやったのが、ウチら辺りではその遊びの

名前は無かったのだが、もし今、名づけるとしたら

「牛乳セロハン相撲」(ネーミングセンスなし!)

 

給食で出て来る、瓶の牛乳の蓋の上に

付いてくる半透明のセロハン。

 

くっ付いている赤い紐のセロハンを

半分以上外すと、セロハン紙も一緒に取れてくる。

 

ソイツを互いに、紐セロハンの所を手で持って

セロハン紙をひっかけ合いながら

相手のセロハン紙を落とした(外した)方が勝ち!!

・・・と言う勝負。

 

給食を食べる前に、男の子同志で盛り上がってた。

 

そう言えば牛乳と言えば、フタを飛ばす

勝負(遊び)もあったよね。

 


昔の子供の勝負と言えば、ベーゴマと言われるが

俺らの子供時代は、ベーゴマはもう過去の遺物だった。

(その後、紐で回さない新しいベーゴマが流行ったが)

 

俺も正月に、紐で回すコマを買って貰ったものだが

戦後直後生まれの子供達とは違い

俺たちは、上手く回せるヤツが少なかった。

(当時は「現代っ子」とか呼ばれたものだ。)

 

つまり、流行らなかった。

 

コマと言えば、俺達は小学校で画鋲を

コマのように回して勝負していた。

 

机の上で、セイノーで皆が同時に回して

先に止まったり、机から落ちたりしたら負けだ。

 

勿論、ベーゴマ程では無いが

相手の画鋲コマを弾き飛ばしたりもアリだ。

 

教室の後ろにある、書道とかを貼りつけている

画鋲の中から、キンピカで良く回りそうなヤツを

見つけると、こっそりと抜いて、しまい込み

回らない、いがんだ画鋲と取替えて

次の勝負に備えたりしていた。

 

画鋲以外では、10円玉を回して

同じことをやったが先生に

「お金で遊ぶな!」

・・・と叱られて、やめた。

 

 

野外で勝負と言えば、何と言っても「水切り」。

 

そう、水面に向かって、少し平べったい円盤状の

石を投げて、水面をバウンドさせるアレ。

 

映画やドラマのシーンでも時々出て来て

子供の頃や、青春時代の名場面の定番。

 

水辺に来ると、何気なく誰かが(二人だとどちらかが)

始め出して、いつの間にか何となく勝負っぽくなる。

 

大人も子供に、やり方を何となく教えながら

「大人って、やっぱスゲ~!!」

とか言われたくなってきて、何だかムキになる。

 

個人的には、全盛期のイチローがどれくらい

バウンドしていたか気になる。(笑)

 


公園の砂場や、野球遊びや鬼ごっこが出来ないような

狭い場所では、よく「山くずし」をした。

 

周りの砂をかき集めて山を造り、その上に

棒や枝を立てて、一人づつ順番に両手で山から

砂を取り合い、棒や枝を倒した者が負けだ。

負けたヤツは、自分の砂を全部返し

第二回戦が始まる・・・と言う流れだ。

 

競技場(?)が砂場や砂が多めの土の地べたで

砂などは廻りに幾らでもあり、山から砂を取る時に

ついでに手を大きく広げて、周囲の砂を一緒に巻き込んで

かき集めて

「ズルイぞー!」

・・・とか言われたりしたが、皆が同じ事をやるので

何回もやっている内に、最終的に何だか砂が

妙に多くなっていたりもしていた。

 

短い時間でも、狭い場所でも気軽に出来る遊びだったので

少しの待ち時間でもあると、よくやっていた。

 

お出かけ前なのに、夢中になり過ぎて

地面に膝を付いたり、腹ばいになったりして

やっていたので、当然服が砂まみれになり

よくオカンに、叱られたりもしていた。

 

 

トナラー

 

昨日、ネットで「トナラー」の記事を見て

ウンウンと思ったので、俺もちょっと書いてみよ。

 

ちなみに「トナラー」っていうのは

周りが普通に空いてるのに、あえてわざわざ

隣に座ったり、車を駐車させたりするヤツの

事を指す言葉。

 

例えば、空いてるに電車やバスであえて隣に座る。

(チカン的なヤツもいる、たぶん)

ガラガラの映画館で、隣の席を取る。

(ここにもチカンがいそうだ)

ガラガラのトイレで用を足していると、あえて隣に来る。

(同性好きな人かも? でもトイレではやめた方が。。。)

スカスカの駐車場なのに、あえて隣に駐車する等々。

 

 

俺が良く体験するのは、やはり駐車場。

 

スーパーとかホームセンターとかの駐車場。

結構広くても、休日は一杯になるから選択肢無いけど

平日とかに行くとガラガラな事が多い。

そんな日でも店舗の入口付近は結構、車が詰まってる。

 

俺も人を乗せて行く場合は、乗せた人に気遣って

同じ様に入口に近い場所を選んで停めるのだが

一人で行く場合は買物荷物も少ないし、ドアパンチや

ショッピングカートに、マイカーを傷つけられる方が

気になってしまい、少し離れた、他の車が停まっていない

場所に停める。

 

すると帰る時に駐車場を見ると、何故か結構な確率で

隣に車が停まっている。

 

他も全然空いているのだから、せめて一台おきに

停めてくれれば良いのに・・・と思う。

 

俺の職場は、殆どの従業員がマイカー通勤だ。

 

職場は客商売なので駐車場が広く、しかも立体駐車場

なので、かなりの台数が停められる。

 

従業員駐車場は特に決まっておらず

先ほどの例もあり、お客様は店舗に近い場所に停めるので

急ぎでの出入が無い場合には、従業員はなるべく店舗から

遠い場所に駐車するのが慣例になっている。

 

他の人は皆、従業員同士で固まった場所に駐車しているのだが

俺は少し変人なので、皆とは少し離れた場所に駐車している。

 

なのに何故か、いつも俺の横に駐車する同僚の爺さんがいる。

 

爺さんとは少しくらいは話をするが、別に仲が良い訳ではない、

 

俺は隣駐車を嫌がって、場所を変えたり、立駐なので

違う階に置いたりもするのだが、何故かいつも横に駐車している。

 

基本的に、俺の方が早く出勤するシフトなので逃げようがない。

 

元々、その爺さんは老眼で隣に車が無いと停めにくいらしいが

運転自体もヘタで、何回も切り替えして駐車するので

俺は不安感でモンモンする。

 

・・・と言うか、そもそも一回、車を当てられた事もあるのだ。

 

その時は結構、強めに文句も言ったのだが、その後も全然

懲りずに、俺の横に置いて来る。

 

あまりにも、その爺さんに隣に停められるのが嫌過ぎて

最近は、他の同僚が両側に停めている間に

あえて駐車するようになってしまった。

 

つまり、その同僚からしたら、俺の方が「トナラー」に

なってしまったのだ。

 


次に俺がよく会うのは、トイレの「トナラー」だ。

 

混んでいるトイレでは、どうしようも無いが

俺は空いているトイレでは、小でも個室でも、エチケットとして

なるべく使用中の人の隣は避けるモノだと思っている。

 

なのに、ガラガラのトイレで何故か俺の隣に来るヤツがいるのが

とても不思議だし嫌だ。

 

友達との連れションならまだしも

(それでも俺は、空いていれば一つあけるが)

ガラガラで真横に来るヤツは、人のナニを見たいのか?

それとも見せたいのか?・・・と勘ぐってしまう。

 

中規模男子トイレの場合だと、男性の小便器が3つ並ぶ

トイレがよくあるが、誰も先客がいなかった場合には

俺は右端か左端を選択する。

 

しかし、何故か真中を選ぶヤツがいるのも不思議だ。

(床がビチャビチャに汚れている場合は別)

 

真中を選ぶと、次に誰か来たら絶対に隣になるし

先に真中に居座られると、もう隣しか選択肢が無い。

 

・・・と、ここで今思い付いたのだが

実は、個室の場合で3つ並んでいたら、俺も真中に

入るようにしている。

 

何故かと言うと、真中が一番綺麗な場合が多いから。

 

先ほどの理由により、人は端側を選ぶヤツが多分多いと思う。

だから真中は、一番使用度が低く、汚れていない

・・・と言う理屈だ。

 

特に洋式は直接座るので、綺麗な方を「隣の嫌さ」よりも

優先してしまう。

 

俺は小便器の場合だと、そこまで汚れは気にしないのだが

ひょっとして、小便器も真中を選ぶ人は

それと同じ理屈なのだろうか?

 

お客の家で飯

 

若い頃から営業の仕事をしていて

他人の家に、お邪魔する事が多かった。

 

営業の話が長引いたり、お昼ご飯どきや夜の訪問だと

お客様のお宅で、食事をよばれた事も何回もある。

 

俺はそれが結構苦手だった。

 

 

お客様が、食事を用意していてくれる場合

事前に言ってくれていれば

「会社の方針で、お断りする事になっております。」

・・・などと、シャットアウトする事も可能だ。

 

しかし、事前にお客様からは何の前触れも無く

訪問した際に、既に食事が用意してあったりすると

お断りしては失礼になるし、不満を持たれたら

営業としてマイナスになってしまう。

 

折角用意した分を、無駄にしてしまうのもエコでは無いし

「では、折角ですから頂戴いたします。」

・・・と、なってしまう場合が殆どだ。

 

とは言え、その「お食事」がテイクアウトだとか

デリバリーであれば、さほど問題はない。

 

俺は好き嫌いは多い方だが、よくあるテイクアウトや

デリバリーの物には、比較的嫌いな商品が少ないし

例えあったとしても、お客様が直接作ってはいないので

正直に「食べられないのです。」と言い易い。

 

嫌なのは、失礼ながら家庭料理の場合だ。

 

焼魚とか、カレーライスとか、うどんとかなら

不味く作る方が難しいから、食べる方としては助かるが

親類や友達でもない「来客」に、そんな日常料理を出す家庭は

あまり、出会った事がない。

 

だいたいは奥さんとかが、少し頑張って

割と手の込んだ料理を、作ってくれている場合が多い。

 

頑張ってくれているのに、不味いと言う訳にもいかないし

(と言うか、不味いと言うのは営業として有り得ない)

料理を、大量に残す訳にもいかない。

 

あまり残せないのに、先方は「おもてなし」の精神からか

大概は、量は多めの事の方が多いものだ。

 

でもまあ、美味しければ良いじゃん!

・・・と思うだろうが、それはそれで難しい。

 

美味しい美味しいと、あまり褒めすぎると

何だかワザとらしいくて却って失礼だし

誉め言葉に気を良くした奥さんが、オカワリを勧めてくるし

美味しいからと、気を良くして食べ過ぎると

どんどん別のモノを、これもこれも・・・と

出してくれたりする。

 

先ほども書いたが、俺は好き嫌いが多い人間だ。

 

とは言え、どうしても駄目な2~3品、アレルギーのある

一部の食品を除けば、無理をすれば食べられない事はないのだが

種類が多く出て来ると、どうしても嫌いなのに

無理して食べなきゃなモノが増えて来る。

 

それが、やっぱり苦痛なのだ。

 


以前、お客様の家で夕飯をご馳走になった時に

食後に、今までに食べた事もどころか、見た事も無い

暖かく寒天っぽい汁系のデザートの様なモノが出て来た。

 

奥さんの手作りらしく、俺の目の前に

出来立てを、まず一番に最初に置いた。

 

匂いや見た目などが、どうにも俺の「苦手レーダー」に

ビンビンと訴えてくる。。。

 

取り合えず、他の人(お客様ご家族)の分が

まだ出ていなかったので、手を付けなかったのだが

奥さんが

「○○さん、お先に食べていて下さいね♪」

・・・と勧めるので、

しょうがなく、先に頂く事にした。

 

頂くと・・・

・・・(うーん、、、甘いのか辛いのかよく解らない味だ。

少なくとも、とても不味いのだけは、よく解る。。。)

 

奥さんは、期待に満ちたキラキラした眼で俺を見て

「どーですか?ウチのオリジナルなんですよ♪」

・・・とニコやかに言った。

 

「あっとー、今まで食べた事の無い味ですけど、なかなかです。」

基本的に正直者の俺は、さすがに美味しいとまでは

言えなかったが、取り合えずはホメた感じの事を言った。

 

俺がかなり無理して、やっとこさ食べ終わると

奥さんが

「オカワリもいけますよ~♪」

 

・・・とりあえず、俺は笑って誤魔化した。

 

少しして、他の人(お客様ご家族)の分のデザートも配膳された。

 

それに口を付けた途端、旦那さんが言った。

「オイッ!何やコレは!」

 

子供達が

「なにこれ~、、まっず!」

・・・と騒ぎだした。

 

・・・奥さんが味見をすると、どうも何か味付けを

間違っていたみたいなご様子。。。。

「○○さん~!ごめんなさいね~!

美味しく無かったでしょ?」

 

旦那さん(苦笑い)

「こんなの良く、全部食べましたねぇ。」

 

一応、ホメてしまった手前、実は不味かったとも言えず

俺はもう一度、笑って誤魔化したのだった。。。。