おんまはみんなパッパカ走る

思い起こしばなし

気付くの遅いだけ?・・・だってオヤジだから。

 

昨日、池上彰さんの「ニュースそうだったのか!!」

を見ていて、なるほど・・・と思った事がある。

 

テーマは「お金の使い方でわかる今と昔」と言う

話題で、今はお金を何に使って、何に使わなく

なったのか・・・と言う話だった。

 

昭和世代は凄く車にお金をかけた・・・とか

昔は家電が結構高くて、皆「月賦(ローン)」で

買っていた・・・とか、まあそんな話は、さて置いて。

 

俺が面白かったのは、「スマホ」の話。

 

スマホ」は便利だけどバカ高い。

通信費に紛れて分割で払っていたり

契約内容で、割引があったり

各社のポイントを貯めてて、実費は少なくなったり

・・・と色々あるが、昔は「携帯電話」がほぼ無料の

機器まであったのを知っている世代からすると

正直言って、バカ高い。

 

しかも最近は国の方針で、大分安くなったとは言え

通信費もなかなか高い。

 

携帯電話やスマホを持っていない時代は

元々発生していなかった費用(家の電話代はあるが)

だと思うと、この支払い分で、結構なモノが

買えるのになぁ・・・などと、思ったりする。

 

しかし、スマホを持つ事によって、今では必要の

無くなった費用が、かなりあるのだ。

(番組では、カメラと地図くらいしか言って無かったが。)

 

まずカメラ。

 

結構値の張るカメラ本体(写真機)は、趣味や仕事で

写真を撮る人以外は、殆ど必要が無くなった。

 

合わせて、フィルム代、現像費、アルバムだっていらない。

(ただ、これらはスマホじゃなく「デジカメ」になった頃

から、そうなのだが・・・。)

 

・地図

俺は個人的に地図自体が好きだったし、仕事柄必要でもあった。

20代くらいの頃は、いったい地図に幾ら注ぎ込んだ事だろう。

 

パソコンが一般的になった頃から、地図をあまり買わなくなったが

それでもいちいちプリントアウトするのがメンドかったし

印刷費や紙代もかかったが、個人で見る分には

それすらも、必要無くなった。

 

・ナビ

地図購入と重なるが、車のナビは2~3年でデーターを更新したり

何だったら買い替えてしまったりで、結構費用がかかったが

スマホのナビがこれだけ進化すると、車のナビなんて

多少古くても、気にならなくなった。

 

・ICレコーダー

仕事柄、マイクロカセットレコーダーの時代から数台買い替えたが

もはや、必要ない。

 

・音楽プレーヤー

仕事では無いが、上記と同じく必要ない。

 

・電卓

仕事で使う大きな電卓は購入しているが、外出先で手軽に使える

カード電卓(死語?)は不必要に。

 

・新聞

パソコンでニュースが見られるようになり、新聞を取らなくなった

ものの、電車とかではヒマなので、時々スポーツ紙とかを買っていたが

スマホで必要なくなった。

 

そうそう、新聞をやめてもテレビ欄だけ見たくて、昔はテレビ雑誌を

買っていたが、これもスマホで不必要に。

 

・ラジオ
非常時の為にラジオ本体はあるが、普段使いはスマホで。

 

・ゲーム機及びゲームソフト

ゲーマーでは無いので、スマホで全然OKに。

しかも無料の範囲でも充分。

 

・電話代

通信費はともかく、家電も含め通話料はメチャ安い。

遠距離通話も、ほぼ意識しなくて良い。

 

・クーポン

紙のクーポンをマメに集めていたが不要に。

同じく、ポイントカードも大部分が不必要に。

使うのを忘れる事はあっても、

家に忘れてくる事は、皆無。

 

・懐中電灯

仕事柄、小さいのをバッグ忍ばせていたが、スマホで充分。

 

・時刻表

マメに貰いに行ったり、写真を撮ったり、メモを取ったり

していたが、不用に。

 

・財布

あまり使わないので、痛まなくなった。

カード入れとかも同様。

 

・本

情報系の本、料理本とかは買わなくなった。

勿論、電子書籍も利用しているが、老眼にはチトきつい。

 

・手帳、帳簿

予定表、日記帳、お薬手帳、血圧記録、家計簿、電話帳

スマホは何でもござれ。

 

・天気予報・時報(電話)

子供の頃から、何回かけた事だろう・・・。

 

・パソコンの有料ソフト

パソコンでも無料ソフトは結構あったが、アンドロイドは

よりお手軽。

 

・時計

好きな人はファッションで買うだろうが、俺にはスマホ

充分・・・と思っていたら、最近はスマートウォッチが

手放せなくなった・・・。

 

・・・とまあ、他にも色々と人によってオトクだったりが

あるのだろうが、これだけ金銭的にも色々と恩恵があると

本体がバカ高いと言うのも、ある程度は納得せねば

ならないのだろうねぇ。