おんまはみんなパッパカ走る

思い起こしばなし

大事なワンコ、大事な時間

俺が購読させて頂いているブログの記事で

一人暮らしの部屋に

「ただいまー」

・・・と言って帰宅してみたが

もし、誰もいないはずの部屋から

「おかえり~」

・・・と、返事が来たら怖いので

これからは黙って帰宅しよう

・・・というのがあった。

 

こういう話を聞くと、俺にはワンコがいて

幸せだな・・・と思う。

 

いつも出掛ける時に

「行ってきま~す。今日もイイコでお留守番頼むな。

なるべく早く、帰って来るからな。」

(ちょっと、話し過ぎだな・・・。)

・・・などと、声をかけて出て行き

 

帰宅すると

「ただいまー!」

・・・と言う間も無く、ワンコが飛びついて来て

「うれション」を漏らす。

(「うれション」=嬉しすぎて漏らすオシッコ)

 

俺は「うれション」で、ワンコの脚の毛が

汚れされるのが嫌なので、即座に抱き上げ

「おいおい、また漏らして~!」

・・・と、ワンコを睨んで文句を言う。

 

ワンコは俺に抱き上げられて

「クゥウン、クゥウン」

・・・と鼻をならす。

 

多分、

「こんなに長いこと独りぼっちにして!」

と、逆に俺に文句を言っているのだろうな

・・・と思う。

 

考えてみると、俺がワンコを飼う理由の一つが

自分の心のスキマを埋めて貰う為なのだが

その為にワンコには、とても寂しい思いをさせている。

 

特に仕事がある日には、一緒にいてあげられるのは

一日の半分にも満たないのだから。

 

罪滅ぼしではないが

その分、普段はずっと一緒にいてあげたいと思う。

 


いつだったかのニュースで

「子供と一緒に過ごせる時間」

・・・と言うのがあった。

(検索してみてね。)

 

我が子と一緒に過ごせる時間を、月日に換算したら

平均で母親は7年半、父親は3年4ヶ月だそうだ。

 

一般的な専業主婦の母親だとすると

赤ちゃんの時は、ずっと一緒にいる。

幼稚園に通いだすと、幼稚園以外の時は

一緒にいる。

学校に通いだすと、学校以外でも

塾に行ったり、友達と遊びに行ったりで

休みの日以外は、ほぼ朝と、夕方以降しか

一緒にいない。

中学になると部活もあり、彼女も出来てetc。

その後成人し、家を出て、自分の家庭を持つ。

今時、同居は少ないし、盆暮れもだんだんと

帰って来なくなり・・・。

 

ちなみに、子供の小学校卒業時点では既に

一緒に過ごす時間は、55%も消化しているそうだ。

 

計算式を見たが、離婚家庭は想定していないし

最近は、スマホにかじりついてる人も増えてるし

(子供だけではなく、親もね)

実際は、もっと短いのでは?・・・と思う。

 

俺には子供はいないので、この件についての

親御さん達の心情は察すれども

自分に置き換える事は出来ない。


自分は「子供がいない」&

「ワンコ好きのワンコ飼い」なので

ついつい今のワンコと、どれくらい

一緒に過ごせるのだろうか・・・と考える。

 

ワンコは我が子のように、自立したり

家を出ていったりはしない。

彼らが生きている限り、自分が手放さない限り

彼らが歳とともに、一緒に過ごす時間が

少なくなって行く・・・などという事もない。

仮にあるとすれば、人間側の事情によるものだ。

 

俺みたいに「ワンコと二人暮らし」で仕事中は

ワンコにずっと留守番させているような奴でも

仮にワンコが、12年くらい生きたとすると

それだけで「子供と一緒に過ごせる時間」を上回る。

 

ペットと人間の我が子を、比較する気は無いし

比較してもしょうがないけど

ワンコやニャンコが、こんなにも大事な存在に

思えるのは、我が子にも劣らない程の濃い時間を

一緒に過ごしている事も、一つの要因なんだろうな

・・・と改めて思う。

 

・・・と言う訳で

ただのワンコ好きの、バカ話でした。

おわり