相席が苦手だ

営業で外回りをするので、昼は外食をする事が多い。

複数で一緒に回るより、一人で回る事の方が多い。

なので昼食は、ほぼほぼ一人で飲食店に入る事となる。

昼食で一人の場合だと、相席をお願いされる事が多い。

夜は相席にしない店でも、ランチの時間帯だけは

相席をお願いしている店も多い。

特にビジネス街であれば、尚更だ。

俺は「お一人様」「一人めし」は、別に苦にならない

性格だが、相席はあまり好きではない。

しかし相席をお願いされる店ほど、より流行っていて

つまりは美味しい店・・・と言うのも、ほぼ正しい。

で、結局、俺の場合は大嫌いな相席であっても

美味しい確率が高い方の飲食店を選択してしまう。

相席とは不思議なもので、同じ席でも後から座る方が

何故だか遠慮がちになってしまう。

（性格にもよるが）

電車の横長の椅子の、最後の一席に座るのに似ている。

空いているスペースが狭くなりがちなので

少しいつもより、身を縮めて座って

両側の人が足を拡げていたら、内股気味に

両側の人が腕組みをしていたら、手をヒザに

・・・って感じになる。

相席に後から座った方は

前に人が座っていたら、足が当たらないように

横に人が座っていたら、身体が触れないように

先着者がテーブルスペースを多めに使ってたら

空いているスペースを工夫して

・・・って感じになる。

同じ料金を払い、同じ物を、ほぼ同じ時間に

食べているのに、何だか納得いかない。

まあ、図太く他人を気にしなきゃ良いだけなんだが。

一人だけで、お店を訪れて他人と相席だった場合

理想は4人掛けテーブルに、お一人様が4人。

または、お二人様が二組だ。

俺は、ほぼ一人で入るので

出来れば、4人全員がお一人様なのが有難い。

しかし、そんな幸運な事はあまり無い。

仮に座った当初は、お一人様が4人だったとしても

どんどん先着者が抜けていき、最後に俺1人が残され

そこに、3人様がやって来る場合も、普通にある。

一人の所に、3人様が相席を求めてくるのは

なかなかに、キツイ。

先着者は俺で、相席を求めて来たのは3人の方だが

はた目にも、俺的にも、完全に相席弱者は「俺」。

「相席よろしいですか？」

「あ、はい、どうぞ。。。」

3人の仲間達が、俺を取り囲むように座る。

3人が共通の話題を喋りだす。

一人無言で食べる俺。

チラチラと俺を見ている3人。

（被害妄想）

コイツ、早く食べ終わって、外へ出て行かないかな

・・・と思っているに違いない。

・・・思っていないかもだけど

純粋な3人様になると、俺が居なくなり空いた一人席には

店側は、ほぼ相席は求めてこないので

少しくらいは思っている可能性はあると思う。

このシチュエーションで、全く気にせず

ゆっくりと食事を済ませ、追加の水まで頼んで

鼻毛を抜きながら、楊枝で歯の掃除までする奴は

きっと、とんでもないツワモノに違いない・・・・。

数年後に還暦が見えて来たオジさんとしては

若めの女子のグループや

カップルと相席になるのも、勘弁して欲しい。

女子達の、意外に面白い話が聞こえてきて

心ならずも、ついつい聞き耳を立ててしまい

ウッカリ表情を変えようモノなら、ヘンタイを

見るような目で見られているような気がするし。

（　↑　ややこしい・・・。）

そして、そもそもカップルでアツアツな二人は

（　↑　昭和的表現）

相席を求められるような店になんか来るなよー！！

・・・と、声を大にして言いたい！

・・・そんなこんなで、円卓とカウンターがある店が

もっともっと増えないかな～・・・と思う今日この頃っす。